2018-12-20

ヘンリック・イプセン原作 「民衆の敵」(渋谷シアターコクーン)を観て。 このエントリーを含むはてなブックマーク 

12月10日(月)ジョナサン・マンビィ演出。堤真一主演。まあ、見事な主演だ。2時間15分。ほとんど出ずっぱり。よくもあんなに台詞をしゃべれるもんだ。しかも社会派な話なんで無駄な場面がない。あ、映画版では、マックィーンがやってたからな。この役。舞台好きとは聞いていたが、ご立派堤真一。熱弁する姿に「スミス都へ行く」のジェームズ・スチュアートの影が見えた。なるほど。女優さんからモテるわけだ。と納得。でも、これって何故今なんだろう。沖縄の基地問題に通ずるとこもあると思うのだが、1万円のチケット代はバクチじゃないのか。エンタ性が皆無だからなあ。100人ぐらいの小劇場で観せて欲しかった。そりゃ無茶な話か。うん。

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大倉順憲

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