2018-09-29

遊園地再生事業団 「14歳の国」(早稲田小劇場どらま館)を観て。 このエントリーを含むはてなブックマーク 

9月28日(金)19時。作・演出:宮沢章夫。喜劇。なのに笑えない。神殿の真鏡をつきつけられているようだった。不毛な会話。目的が見えない優柔不断な言動。仕事と称する見せかけだけの時間つぶし。10数年前に、中島陽典さん演出で観たこともあったが、本家宮沢章夫さんの方が骨身にこたえた。それだけ虚飾の海を泳いでいるのかもしれない。今の俺。『刺されたのは俺か』などと、妙に真面目になってしまったぞ。身につまされた。宮沢さん、そんなに世間と向き合って大丈夫か。煮詰まらないか。酒も呑まないからなあ。

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大倉順憲

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