他社配給で申し訳ありませんが、思ったことだけ書き残します。
思ったほど注目されていませんが、ただいま公開中の「スウィート17モンスター」は2010年代の女子青春映画傑作として、ときに忘れられつつも、歴代ベスト10などにいずれ再評価されるなどして、残るのではないだろうか。
まず国民に語りたいのは、かつての女子から母親まで響く心的状況がすべて描かれている点はかなり逸脱。
そのうえで、ほぼすべてのシーンにムダがないし、
編集も特に気にならなかった。
ゆえにこれって、わしのための映画じゃないかと思ったくらいだ。
イメージとしては、「ブレックファスト・クラブ」「プリティ・イン・ピンク」「恋しくて」の現代版。「17歳のカルテ」の面倒くささもあり、さらに現代的。
ラストの××とか、シナリオ的に最高(ネタバレで語りたい)。
母親の成長もあり、かつて“女の子”だった母親もボロ泣き。
この流れに気づかない映画好きがいたら「残念!」としたかいいようがない。
※この映画、映画教室のネタに使えるほど、うまいです。
で、元のシナリオをチェックしようと思って見つけたら。
2011年時点でのシナリオ。
タイトルは「bestie(親友)」。
もう泣けます。
書きたいこと満載なので、続く予定です。