2017-01-10

フェイクニュースに耐性をつける このエントリーを含むはてなブックマーク 

「フェイクニュース」だの「ポストトゥルース」だの言っても、コレまでのだだ漏れプロパガンダに名前が付いただけ。911はサダムがやったと信じる人多数のアメリカとか、湾岸戦争時の学生論文を切り貼りした情報部作成嘘文書でイラクを侵略したイギリスとかに比べると、単に嘘の規模が小さいとしか。
https://twitter.com/midoriSW19/status/815221783875887105

フェイクニュースを取り締まっても、どうせ次々わいて来るから殆ど意味がない。制限を厳しくすると表現の自由を縛る事にもなりかねないし。新しい媒体に対しコレまでやって来たように、フェイクニュースを見抜けるよう個人のリテラシーを鍛えたり、拡散を踏みとどまる判断力を培ったりする方が建設的。
https://twitter.com/midoriSW19/status/806873189351563264

拡散されやすいメッセージ性の高いインターネットミームは、場合によりフェイクニュースと同じ役割を果たす。一例を挙げる。左は広くバイラルした二人の男の比較写真。右の2枚は同じ場面を別の位置から撮影したもの。トリミングや撮る角度で写真は異なる意味を持つ。
https://twitter.com/midoriSW19/status/818448821478952962

(左の2枚組写真は「一目瞭然」的キャプション付きでミーム化していた。ワタシが最初に見たのは去年の秋頃だけど、検索すると、同じ組写真を使った同様のミームが無数にある。右の2枚組は今朝ワタシが作った。オンライン検索すれば、同じ場所で撮られた別の写真と記事がいくつか見つけられる。この二組の写真は、撮影角度だけでなく、撮るタイミングが違うようだ。)

トランプと相合い傘に入っているのはフロリダの政治家らしい。トランプから多額の寄付を受けた人物で、文字通り「傘の下」で守られている。雨中のオバマはボストンマラソン爆破テロの現場に向かう時の写真らしい。右の人物からブリーフィングを受けているのかもしれない。
https://twitter.com/midoriSW19/status/818451033365938177

(トランプが問題の多い大統領になるだろう事に疑いの余地はない。しかし、その比較でオバマを神格化するのも大いに問題がある。フェイクニュースは、信じるヒトが多ければ多いほど、大きなトラブルの原因になる。耐性を付けて自己防衛しなければ、フェイクに呑み込まれるばかりか、フェイクの拡散元になるリスクは避けられない)

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新年だし、久々に日記を書こうと思ったのだけど、言いたい事はほとんどツィッタで述べちゃってるので、とりあえず過去ツィのコピペやってみた。

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藤澤みどり

ゲストブロガー

藤澤みどり

“英国在住の文化ウォッチャー、芸術とお酒と政治好き。ブログ「ロンドンSW19から」http://newsfromsw19.seesaa.net/”


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