2016-12-23

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羽生結弦が今回インフルエンザになって出場できなくなったのは、
きっと、ライバルたちにも輝かせてあげたかったからだよねえ、

と、勝手に思う。
いや、さすがのオレもそこまでは考えていなかった、と仮に言われたとしても
やっぱり勝手にそう思う。

しかし、フィギュアスケートって年々、業界といっしょに選手の力量が上がっていく一方で、
ほんの少し前までは、どれだけ優雅さを装ってもしょせんはスポーツ(芸術ではない)ってところがあったのに、
今はどの選手もまるで一つの舞台作品を演じているかのような印象があって、
ほんとうに、一度見出すと毎度のことだけどなかなかテレビから目が離せない。

どうしてもスポーツ競技として組み込まなければならないジャンプとかスピンとかがあるから、
音楽とのシンクロ度は今ひとつだったりするのだけれど、
昨今はそのシンクロ率も上がっていく一方で、表情もみんな驚くほど豊かになったし、振りつけも独特なものが多くて、まさに目をみはるばかり。

今回、そういう意味で、
男子のシングルでは若手の宇野昌磨よりも、田中刑事よりも、古参の無良崇人に優勝してもらいたいんだが。
ショートで見せた、フラメンコ音楽の足を踏み鳴らす音と、ステップシークエンスとの合致度が見事だった。
ジャンプはどの選手に取っても腕の見せどころだし、重要な得点源だとは思うけど、
やっぱり私は、コレオシークエンスとか、ステップシークエンスとかいった、
踊りの要素が高い部分を見ているほうが好きだなあ。

まあ、結果はすぐわかる。

ところで、最初の2行は、無意識によって、という意味です。
あたりまえだよねえー。

キーワード:

羽生結弦 / 無良崇人


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Reiko.A/東 玲子

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“human/cat also known as Nyanko A 人間/ねこ。またの名をにゃんこA”


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