11月12日(土)ソワレ。
キッド・アイラック・ホールが、まだ存在してたとは知らなかった。もう30年ほど前に来た覚えがある。少し移転したようだけど。
開演まで時間があるので煙草を吸いに外に出たら、「槐多」という名のブックカフェが地下に出来てたた。これって村山槐多から取っているんじゃないか。いや、間違いないだろう。あの22才で夭折したクレイジーな画家だ。こりゃまたえげつない名をつけとるのう。
で、芝居はその地下のサ店の名と相反する、あまりエッジ感の無いモノだった。脚本は「この世界に最期が訪れる」んだけど。案外、人間って腹を決めたらジタバタしないのかも知れない。全員死ぬとなったらだ。しかし、往生際が悪いという人間の業を観てみたかった気もする。俺が落語好きである所以かな。