2016-06-30

2016/06/29 練習 このエントリーを含むはてなブックマーク 

ども、演出です。

演出としてのまともな記事はどのくらいぶりでしょうか?

皆が練習のブログを書いてくれるもんですから、すっかり怠け癖がついてしまいました。

いや、本当に人間というのは楽な方楽な方へ流れていくものですね。

反省。反省。(´Д` )

さて、

明け天の本番が5日後に迫ってまいりました。

ドキが胸々です。

思い起こしてみると明け天は本当に色んなことがありました。

メンバーの中での不仲や、

進捗の滞り。

主役の交代劇に加えて、

脇役の交代まで。

ネガティブな大問題が多く、「おっ!いい感じになってきたか?」と思う期間が短かかったです。

本当にオイラを安心させないメンバーでした(笑)

主役のうるっしーは急遽「高太郎」の役につきました。

本人がやりたい役は他にあったのですが、「十夢の為」に我慢して移動してくれたのです。

まぁ移動してくれたとは言っても、明け天が終わったら戻ってもらいますけどね。

ただ、我慢してくれた役ですが本当に頑張ってくれました。

役というよりも、自分が与えられた「役割」を理解してくれてて、オイラは本当に助かったのです。

セリフ覚えは相変わらず進まない感じでしたが、この間団長からセリフ覚えのコツを聞いて、地道にやっているようです。

最近では安定感が出てきました。

とにかく、今の明け天にまとまりがあるのは、間違いなくうるっしーのおかげです。

オイラが表現したかった「明け天」がここにあります。

実はこの芝居、3月に行う予定でした。

そして、2月に通しをしたのですが「そこそこ観れる通し」でした。

やっている皆もそこそこ手応えがあったのではないかと思います。

でもですね、

オイラは、

いえ、ひょっとしたら、

オイラだけかもしれませんが、「不満」だったんです。

「これじゃない」

オイラが観たい芝居はこうじゃない、そう思ってました。

皆の努力は認めますが、努力を「良し」とする芝居はオイラには出来ません。

努力しても面白いと感じなければダメなもんはダメです。

なので、「延期」することを決めました。

「これじゃない」を感じた一番の原因は人間関係。

正直、あまり良い状況とは言えませんでした。

役者がそれを出したり感じさせたりすることはNGですが、結構ダダ漏れでした。

お客様にもきっと伝わってしまうと思います。

その位のレベルでした。

でも、今は違います。

やっぱり主役の覚悟や気遣いというのは周りの役者に良い影響を与えますね。

そして、それをオイラが指示するのではなく、うるっしー自ら考え・動いてくれるのがすごく助かりました。

芝居は間違いなく良い方向に進んでいて、面白いものが作れていると思います。

が、

延期をしたことにより、ある男に本当に申し訳ないことをしてしまいました。

それは、

あまちゃんです。

あまちゃんは明け天のメンバーでした。

司という役です。

卒業を間近に控えていた彼は、大学生活最後の公演ということもあり、本当に頑張ってくれていました。

社会人になったら劇団にどれだけ来れるかわかりません。

場合によっては4月以降の公演は役者として出れない可能性があったからです。

そして、その可能性は高いものでした。

だからこそ、頑張ってくれていました。

なのにオイラが延長なんて我儘言うもんだから舞台に立てなくなってしまったのです。

ギリギリまで様子を見ましたが、やはり仕事が忙しいあまちゃんは練習への参加が難しく、交代させてもらうことになりました。

あまちゃんは笑って許してくれましたが、悔しかったと思います。

オイラは、あまちゃんの為にもベストな芝居を作らなくてはならないのです。

今度ビールを奢って、それでお茶を濁そうと計画しています。

でも、今回こういう事があっても、

それでも、

オイラはきっと納得できなければ延期という決断をするんだろうなぁ。

勿論、オイラだって延期は嫌です。

団長と副団長からは怒られるし、喧嘩しなきゃいけないし。

公演スケジュールは詰まってるし、

先々の計画もあるし。

でも、やっぱり演出として妥協は出来んとですたい。

演出としてのオイラが提供しなきゃいけないレベルっちゅーもんがあります。

公演は、オイラにとって「ブランド商品」だと考えています。

近藤ブランド

素人の公演(商品)ですから、一度でも低品質なものを提供すればお客様は二度と観に来てくれなくなるでしょう。

それは見方を変えると、頑張ってきた役者達に申し訳ない状況を作ることになります。

ダメです。

それは、ダメ絶対、です。

で、んじゃあまちゃんの代わりに誰がやることになったのよ?ってことなんですが、オイラがやることになりました。

事情を知らないと「出たがりかっ!」と突っ込まれそうですが仕方がありません。

今年のオイラは12月の新作まで役者をやるつもりはなかったのですが、

ある人の頑張っている姿を見て、

どうしても納得いく芝居をやらせてやりたいと思いました。

その人の名は、

せいかちゃん。

亜美ちゃんという難しい役に挑戦しています。

亜美ちゃんは可愛ければ良いという訳ではありません。

キャピキャピしてれば良いという訳ではありません。

下地がキチンと無いといけないのです。

せいかちゃんはそれにいち早く気付いていましたが、「じゃあどうすりゃいいのよ」というトコロで悩んでいました。

彼女の口癖は、

「精進します」

好きな言葉は

「足掻きます」

どんだけストイックなんだよ!?Σ(゚Д゚;)

そんな彼女がずっと役作りについて悩んでしました。

オイラは彼女の力になりたかったのです。

こんなオッサンが相方になってしまいましたが、有り難いことに「引く」ことなく受け入れてくれました。
(いえ、心の中じゃ分かりませんけどね・・・でもオイラの心意気は分かってくれてると思います)

せいかちゃんの特徴は、大きな目です。

もうビックリするくらいデカイです。

どのくらいデカイかというと・・・。

って、随分前にもこうやってせいかちゃんを紹介したような(笑)

せいかちゃんの目の縦幅を少し分けてもらいたい・・・。

もう一つの特徴は、

せいかちゃんは王道な女の子の思考をしています。

キングオブ女の子!

もう乙女です、乙女!!

いや、実際乙女なんですけどね(笑)

でも、そんな事も、こうして相方をやれたから知れた事です。

それまでせいかちゃんとは殆ど話したことがありませんでした。

会話といえば練習中に演出をする時くらいです。

ま~何より、肝心の彼女がオイラの事を怖がってましたからね。( ;∀;)

「近付いても大丈夫なんだ」と思ってくれるようになったでしょうか?

せいかちゃんの中で「堅気に見えない不審者」から「意外とひょうきんなオッサン」に格上げしてもらえたのなら幸いです。

本当はあかねちゃん・しずちゃん・しんちゃんについても語りたかったのですが、その3人は他の人が紹介してますからね。

更に言えばこれまでずっと協力してくれためぐみちゃんとのぞみちゃんについても語りたかった。

その2人については打ち上げの時に直接本人にお礼を言うとしましょう。

日本酒でも頼んで、杯を注がせてもらいます。
(拒否権はありません)

今回は、本番前にどうしても語っておきたかった3人について記事にさせてもらいました。

これから本番まで走り切りますよ!

失敗するかもしれません。

セリフが飛ぶかもしれません。

ギャグが滑るかもしれません。

でも、

本番が楽しみな公演

は久し振りなのです。

頑張るのです!!( ̄ー+ ̄)キラーン

劇団十夢 第12回公演
『明け方の月に天使は踊る』
2016年7月3日(日)
南部青少年センター
最寄り駅:JR蘇我駅 東口徒歩15分
千葉市中央区白幡1-3-16
開場 13:30~
開演 14:00~
入場無料
http://tomu.tv/index.html

[あらすじ]
小説家の高太郎は多忙な日々を送っていた。
恋人であるさなえにプロポーズすべく、 まとまった休みをとるためだ。
しかし、そんなことを知らないさなえは、 最近高太郎が相手をしてくれないので不満だった。
ある日"望みどおりの夢"を見させてくれる トリップドリンクを見つけるさなえ。
「私は愛に生きるのよ!女ってそういうもんなのよ!」
日々の不満に耐えかねたさなえは トリップドリンクを飲み干してしまう。
さなえの望み通りの夢・・・。
それは昔、 高太郎がさなえのためだけに書いた小説の世界だった。

キーワード:

千葉 / 劇団 / 公演 / 芝居 / 船橋


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ozking

ゲストブロガー

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“劇団十夢は千葉県船橋市を活動の拠点とした劇団です”


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