こんにちは!
十夢のあっさんです!(お母さんや河童様みたいな肩書きが欲しい!)
月光チームはなべちゃんも書いてくれたように『通し』を終えて、それぞれの課題に取り組んでいます。
自分なんかはセリフがとにかく速くなります!
悪いクセです。
聞き取れればいいんですが、流れます。
説明台詞であろうと容赦ないです。
「○※□◇#△!」
聞いてる人からしたら、こんな記号を投げかけられた気分になるのでは…?
これはマズイ!
なので、伝える意識をしっかり持って落ち着くこと。
セリフのどこに「、」や「。」があるかを意識しながら練習に挑みます。
すると、伝わりやすいスピードに!
伝わりやすいスピードになると自分も伝えることをイメージしやすいです。
一石二鳥!
クセやアクセントは直すのが大変ですが、頑張って直していこうと思います。
その練習の中で、聞き取りやすかったか評価してくれる仲間がいるのは本当に助かりますね。
月光チームは、それぞれの課題と言えど、チーム内で協力し合いながら進んでいます。
小さな歩みですが、前に進んでいるのは間違いありません。
次の通しの頃には殺陣も進んでいるはず…気合いを入れていきます!!
さて。
のぞみちゃんの真似をして、たまには練習以外の話をしたいと思います!
みなさん、趣味や好きなことを始めた時のことを覚えていますか?
4月で十夢に入団して一年が経ち、ふと自分が演劇を始めた時のことを思い返しました。
そのきっかけを話すのに外せない少年漫画があります。
その名は『金色のガッシュ!!』
ストーリーは100人の魔物の子が、それぞれの持つ『魔本』を読める人間とパートナーになり、魔界の王を決める戦いに参加する…というものです!
バトル中は呪文や雄叫びを上げて戦うので常に熱く!!
魔本が燃えると魔界に帰るのでパートナーとの別れがあり、それが毎回の如く涙を誘います…!
そんな王道少年漫画が演劇のきっかけになったのは、この漫画を読んだからです。
正確に言えば、声に出して読み聞かせをしたのです。
しかも、おばあちゃんに!
遡ること16年前…ちょうど2000年。
小学校二年生です。
おばあちゃんの部屋にて、一人芝居の始まりです!
あっさん「うおおおっ!バッ!」
おばあちゃん「…」
あっさん「やるじゃねぇか!ザッ!」
おばあちゃん「……」
あっさん「俺たちは…勝つんだーッ!!ゴゴゴゴゴゴ!」
おばあちゃん「………」
あっさん「なにっ、まだこれ程の力を!?」
おばあちゃん「………………」
あっさん「いっけぇぇぇぇぇぇ!!!」
大丈夫、寝てません。
おばあちゃんは聞いてくれています。
こんな感じで漫画を片手に身振り手振りを付け、オマケに効果音も読んでました。
何度も同じシーンを読んだり、アニメを見て声優さんの演技を真似したりもしました。
思い返しても変な…いや、個性豊かな男の子だったと思います。
つたないというか無理があるというか、客観視したら絶対にシュール極まりないです。
でも、おばあちゃんが聞いて笑ってくれるのが、とにかく嬉しかったんです。
「楽しかった。またやってね」
この一言をいつも笑顔でくれました。
あの空間は当時の自分にとって別の世界。
その世界に名前をつけるとしたら『舞台』で、おばあちゃんのためになりふり構わず頑張っていた自分は『役者』をしていたんじゃないかなぁと思います。
ちゃんとした舞台に立ったのは高校生の演劇部ですが、自分にとって始まりの舞台はこっちです。
…と、長々と語らしていただきました!
1人芝居をしていた自分が、今や芝居が好きな人達と劇をしている…当たり前なようで、すごい幸せなことなんですよね。
始まりを思い返して、自分はそんな風に思えました。
きっと、好きなことに没頭する人は前を見て突き進んでいます。
でも、たまには立ち止まって、始まりや最初を思い返すのもいいかもしれません。
もっと『今』を好きになれる!
そんな気がするんです!!
ここまで読んでいただきありがとうございました!これからも民のブログ(仮)をよろしくお願いします。