こんにちは!
十夢のお母さんことなべちゃんです!
桜がきれいに咲きました。
桜って咲くとそこだけ薄ピンク一色になりとても明るい気持ちになります。
毎年春になると開花して自然の力ってすごいな~と思います。
そんな桜の花のようなホンワカ優しく、でも生命力があるめぐちゃんのブログを読んで癒されまくってますが…
私もがんばらねば!
さて、月光チームの練習状況です。
そうそう、もう2週間も前のことですが「通し」をやりました。
とりあえず通せたという感じでしょうか。
今までやってきたことの確認ができました。
まだまだ通過点です。
次回の通しに向けてブラッシュアップです。
最近は新たにキャストについた方や新人さんの練習を重点的にやってます。
一方で月光の練習が始まった時から役をもらっている人はもうセリフも入っていなくてはならないし、作った動きは完璧にできていなくてはなりません。
どのシーンをやっても誰にとっても練習になるはずです。
やるシーンによってはあまり出番がない人もいますがそういう時こそ他の人の演技を見て学べると思います。
今回新人さん+見学者さんで舞台の基本中の基本をやりました。
上手下手などの立ち位置、板付き、はけるなどの言葉の意味舞台上での立ち振る舞いetc.…
その中で団長が良く言うのは「十夢では」ということです。
他の劇団ではそれがルールではないかもしれないことを十夢ではルールとしてやっているということです。
例えば、
「客席に背中を向けない」、
「客席から見て立ち位置がかぶらない」
などということです。
(いずれも演出がついた場合を除く)
当然と言えば当然のことかもしれませんが、十夢は素人劇団なので基本をきちんとやるということです。
そして偶然でしょうか・・・
反省会で演出が「十夢では」ということを熱く語りました。
私の表現力では演出の言葉を再現できませんが
「常に全力でやる!」ということなのだと思います。
(コンパクトにしすぎて申し訳ございません本当はもっと長いお話でした)
プロや上手な人は経験上練習でこれくらいできれば本番はこれくらいできるだろうという人がいるのだと思います。
でも十夢の役者は素人でしかも経験が浅い人がほとんどです。
練習でできないことが本番でできるわけがないのです。
本番は緊張もありますし、前日までの練習の疲れもあります。
自分の力が全部出せるとは限りません。
自分自身も今までの舞台でシーンによっては正直本番より「あの時の練習」の方が良かったと思うことがありました。
でも一番良かった「あの時の練習」でそれができていなければ、本番はもっと出来の悪いものになっていたかもしれないのです。
私にとって本番で練習より良いものができるなんて奇跡に近いのです。
せめて練習と同じことを本番でできるようになりたいです。
そのためには常に本番のつもりで全力で練習に臨まなければならないってことです!
私は演出の十夢精神をそのように理解しています。
もし違っていたらご指導いただければと思います。
そして、副団長のたし君のフォローがまた絶妙でした。
私の中ではたし君は暴走キャラなのですが・・・(笑)
なぜか演出とのコンビだとフォローキャラなのです。
演出は時々難しいことを言うので、たし君がそれをかみ砕いて解説してくれます。
そのかみ砕き方がたし君らしくて笑えます。
そして時々かみ砕きすぎたたし君に団長が鋭く(優しく)突っ込みを入れる!
十夢の3トップは最強だといつも思います。
月光チームから話が脱線しましたが・・・
十夢精神を理解しないことには月光も何もあったものではありません。
ちなみに私は前回の練習で、
よろけたところを月影役のあっさんに受け止めてもらうシーンがあったのですが団長に「もっと大きくよろけて」と言われたのでかなり本気でよろけたら、あっさんにタックルしたようになってしまい・・・
私の肩がぶつかったところがアザになっているのではないかと心配しています。
でも演出は練習で「死んでもいい」くらい本気でやれと言っているのでアザくらいではまだまだ足りないのかもしれません。
これを読んでもしかしたらこれから十夢に入ろうと思っていたけど「恐そうだからやっぱりやめようかな~」と思った人がいるかもしれません。
安心してください!誰も死んでませんから!
みんな楽しむ時は楽しく!本気の時は一生懸命練習してます。
というわけで今回も読んでいただきありがとうございました。
これからも団員ブログ「団員は民である!(仮)」をよろしくお願いします。