こんにちは!
十夢のお母さんことなべちゃんです。
気付けば2月も終わり・・・
つい先日豆まきして恵方巻き食べたのに・・・
次回気付いた時には桜が散ってるかも(@@)
先日演出からお知らせがありました。
3月に予定していた公演が延期になりました。
より良い作品を目指すための前向きな決断。
そう思って団員全員で作っていきます。
皆様もどうか温かく応援してください。
さて、月光チームはというと・・・
最近は練習が進んでいるのかどうか、あまり実感できていないというのが正直なところです。
(あくまでも私個人の感覚です。実際は進んでいます。)
私自身のことで言えば、私の役はセリフが少ないので、2月中にセリフを覚えるという目標を立て、とりあえずは台本を持たずに立てるようになり、ひとつ目標はクリアしたと思います。
言葉の抑揚、語尾の修正、セリフ入れのタイミング、動機付け、
動きながら、自然な流れで、感情入れて、テンポよく掛け合う
など課題はまだたくさんあります。
小目標、中目標、大目標を作ってクリアしていきます。
全体の流れはざっくりとできました。
でもキャストが全員そろって練習はできていません。
メインキャストのうるっしーが他のチームに出向してしまったので、帰って来るまでの間全員が そろうことはありません。
不在キャストのフォローがこれからの課題です。
そしてもう一つの大きな課題が「影」たちの練習です。
ここ最近2回の練習で私は筋肉痛に見舞われました。
そう!「影」の代役として練習したからです。
「影」ってなんぞや?と思われるかもしれませんが
月光チームの中で「影」の存在は非常に大きいです。
キャストの手下だったり、敵になったり
キャストの過去のシーンでのキーマンであったり
いわゆるアンサンブル的な存在です。
話が少しそれますが、私は舞台を観に行くのが好きで時々観に行きます。
お目当ての 役者さんがいて何度も同じ舞台を観に行くことがあります。
(最多で同じ舞台を10回見ました)
そんな時はアンサンブルの方に目が行きます。
その方たちは毎回必ず同じ動きをしています。
殺陣にしも、ダンスにしても、通行人、その他大勢の立ち位置で、毎回同じタイミングで毎回同じことをしています。
目立とうとしたり、受けを狙ったり、勝手な動きをするとすべてに響きます。
当たり前といえば当たり前なのですが
それがアンサンブルの役割なんですね。
アンサンブルの語源に「調和」などという意味があるそうです。
もともとは合奏や合唱、服装の組み合わせなどに使われることが多いですが、演劇用語とし て使われるようになった源には、そういった「調和」という意味合いがあるのではと想像します。
話を戻して、何が言いたいかといいますと・・・
月光での「影」の役割は
キャストとの調和
「影」同士の調和
作品の世界観との調和
なんだと思います。
簡単に言ってしまいましたが実際はとても難しいことです。
まず「影」として完璧に存在することが難しいです。
それで私は筋肉痛になりました(笑)
普段ほとんど使わない筋肉ですから・・・(いいわけです)
戦闘要員としての「影」は常に中腰、両腕を上げて体をくねくねさせている。
舞台に立っているだけで疲れます。
そして決められた通りに戦う。
相手は刀を持っているので段取りを間違えたら怪我します。
月光チームの「影」は毎回といっていいくらい参加メンバーが変わります。
これが「影」の練習を難しくしている要因の一つです。
お互いがお互いをフォローし合わないといつまでたっても完成しません。
なんか「影」について熱く語ってしまいました。
でも、それには理由があるんです。
私が十夢に入って初めて練習した役がこの月光の「影」だったのです。
入団してすぐ舞台に立てると思っていなかったので
「影」という役がもらえてとても嬉しかったのです。
「影」の殺陣の動きを作れ! という演出の無茶ぶりにも、戸惑いながらも一生懸命応える努力をしました。
全部ボツになりましたけど・・・==;
今回の月光は「影」を完璧にしたい。
私は演出の秘められた野望を知っています。
って、語ってる時点で全く秘められていませんよね(^^;
メインキャスト男性陣が真の男気を見せるのと同じくらい大きな野望です。
十夢の民としては神の野望を果たさなくてはならないのです。
神は絶対なのです!!
ちょっと熱くなってしまったのでクールダウンします。
次回は新しく仲間になった民たちの紹介ができればと思ってます。
ご期待ください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
これからも団員ブログ「団員は民である!」をよろしくお願いいたします。