2015-05-27

2015/05/20 練習 このエントリーを含むはてなブックマーク 

ども、演出です。

今週は「おーちゃん」について語りたいと思います。

おーちゃんから十夢に連絡をもらったのは約1年前。

2014年4月1日に見学希望のメールをもらいました。

エイプリルフールの日に送ってくる辺りが何ともおーちゃんらしいです。

確かオイラ、「冷やかしか?」と思ったはずです。

それはその日がエイプリルフールだったというのもありますが、何よりその文章の内容に難がありました。

2014/04/01
11:42
はじめまして!
見学希望です。
よろしくおねがいします。

これだけです。

見学希望のメールには、たったこれだけが書いてありました。

ま~~~シンプルという言葉だけでは済まされない程の簡潔さです。

んでも、オイラの予想を覆しおーちゃんはやって来ました。

ただキャラはメール同様に飄々とした感じでしたけどね。

おーちゃんが入団した時は12月の十夢祭に向けて練習を開始したばかりでして、残念ながら配役は終わっていました。

なので当初は前座を一人でやってもらおうと思っていたのですが、その後入団したりゅうた君と一緒に漫才に挑戦してもらいました。

4分程度の漫才。

でも結構練習時間は取りましたね~~。

個人練習は2回くらいやりましたし、練習後に残って合わせたりもしました。

おーちゃんもりゅうた君も役者で入団したのに延々と漫才やらされて大変だったと思います(笑)

結構な時間を練習したとはいえ「充分」とは言えませんでした。

本当はもっともっと練習して、間やテンポにもこだわって、ネタもより楽しいものを考えて本番に臨みたかったんですけどね。

それでも2人は頑張ってやりきってくれました。

緊張したことでしょう。

不安だったことでしょう。

でも、本番終わった後で2人が「やりきりました!!」と言ってくれたのが何より嬉しかったです。

あ、十夢祭の前に一度イベントで20分くらいの芝居をやりましたね。

その後はチャレンジ公演に挑戦し、今、第10回公演に出演が決まっています。

それも中々重要な役です。

おーちゃんはチャレンジ公演以降、意識が変わったように感じています。

飄々とした感じは相変わらずですが、

「上手くなりたい、上手くなろう」とする気持ちが強くなったような気がします。

練習の取り組み方が1段階アップしたと申しましょうか・・・。

十夢の熱さが分かってきたというか・・・。

勿論、オイラはそれが嬉しくて、時間があるならオイラが教えて上げられることは何でも教えてあげたいと思います。

おーちゃんも忙しいでしょうけどね。

個人練習を希望されたら何時間でもやりますよ。

・・・台詞を覚えていたら、ね。

そして、

おーちゃんを語る上で外せないのが

器用さ

です。

おーちゃんに頼めば大抵の小道具は作ってくれます。

十夢のドラえもんです。

前回オイラの衣装の装飾品を作ってもらったのですが、

業者か!?Σ(゚Д゚)

ってなくらいのクオリティで作ってくれました。

ベルトを使用する小道具だったのですが、図る度にオイラの腕の太さが違って毎回「あれ?あれ?」って言ってたのは良い思い出です。

今回もお願いしたいのですが、でも・・・ガッツリ役者をやらせてやりたいですかね。

それに、新人も入りましたし。

小道具は新人に任せることにしましょう。

おーちゃん的にはウズウズしちゃうだろうけど(笑)

今回役者をやることによって、おーちゃんがどれだけ成長するか・・・とても楽しみです。

ただ・・・せめてあと3kgは太ろうな!!

あ、おーちゃんを語る上でもう一つ忘れちゃいけないのがあった。

おーちゃんは意外と天パーです。

あまちゃん程ではないですが、チリチリです。

オイラは、

微チリと呼んでいます。

さて、今週の練習です。

1幕でまだ動きが未確定だったところを中心に練習しました。

15箇所ほどあったのですが、2時間くらいで一気に決定。

皆が集中してくれたおかげで終わらせることが出来ました。

今回の芝居、詳細を明かすことが出来ませんが前半からハイテンション&ハイスピードで話が展開します。

登場人物も20分ほどで全員出ますから、誰が誰やら、どこの所属やら覚えるので大変だと思います。

お客様の頭の整理がしやすいよう、オイラ達は明確なキャラ付けが必要になります。

キャラは演技で表現するのは勿論、

衣装でも作ることが出来ますし、

周りの評価(リアクション)で作ることも出来ます。

キャラが活きれば、芝居はとても楽しいものになるのです。

演じていてもきっと楽しいでしょうしね。

方向性が分からないなら早く相談して欲しいと思います。

どんなに悩んで答えを出した所で、演出のオイラが「駄目」って言ったら意味がないんですから。

だったらさっさと聞いてしまった方が早い。

あ、ただし、今回初めてちゃんとした舞台に立つ役者だけですよ?

昨年の「たまひよ公演」から役者やっている人は逆です。

まず、考えなさい。考えることに慣れなさい。

全員が「今」より上手くなる事が出来れば「奇跡の公演」になります。

十夢だからこそ出来る、

十夢にしか出来ない公演が打てます。

今十夢にいる役者は全員・・・それこそ最近入った新人だろうと、全員が素晴らしい才能を持っています。

十夢に所属しているって事は、そういう事です。

才能があるから、居るのです。

居れるのです。

才能を持つ者は才能を「活かさなくては」なりません。

それが才能を持つ者の定めであり、責任なのです。

十夢の役者よ!
自覚せよ!!

己に才能があること、可能性があることを。

その才能はオイラが絶対に必ず開花させる。

十夢の役者よ!
覚悟せよ!!

努力なくして前進はない。

練習中は「もう二度と芝居なんかしたくない!」と思う事でしょう。

でも、第10回公演を終えた後、それとは真逆の気持ちを与えようじゃないですか。

それを経験したければ一生懸命やる事ですね。

これまでの人生、皆がどんな努力をしてきたかは知らない。

でも「オイラが求めるレベル」の努力をして欲しい。

それはきっとツライ事だと思う。

たかだか残り数ヶ月。

今までしたことが無いような努力をしてみな。

人生変わるから。

それに耐えられるだけの仲間が、

今の十夢には居るでしょ?

キーワード:

千葉県 / 船橋市 / 演劇 / 芝居 / 公演


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ozking

ゲストブロガー

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“劇団十夢は千葉県船橋市を活動の拠点とした劇団です”


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