大倉順憲さんの日記
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2018
12月
20
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ヘンリック・イプセン原作 「民衆の敵」(渋谷シアターコクーン)を観て。
12月10日(月)ジョナサン・マンビィ演出。堤真一主演。まあ、見事な主演だ。2時間15分。ほとんど出ずっぱり。よくもあんなに台詞をしゃべれるもんだ。しかも社会派な話なんで無駄な場面がない。あ、映画版では、マックィーンがやってたからな。この役。舞台好きとは聞いていたが、ご立派堤真一。熱弁する姿に「スミス都へ行く」のジェームズ・スチュアートの影が見えた。なるほど。女優さんからモテるわけだ。と納得。でも...
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2018
12月
04
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フィリップ・ド・ブロカ監督 「まぼろしの市街戦」(渋谷アップリンク)を観て。
ああ、ようやく観れた。コレクターズの加藤さんが絶賛し、映画マニアの新宿2丁目チョーさん(故人)が大おススメしてたので、観たい観たいと願ってたのがとうとう成就したぞ。俺も絶賛。狂ったのか。狂わないのか。狂っちゃダメなのか。どっちが狂ってるのか。「ディアハンター」「カッコーの巣の上で」「バーディ」と並ぶクレイジー映画だ。映画館でやってるうちに、もういっぺん観よう。
劇団いいのか・・・?第4回公演 「君が眉毛を剃った日」(下北沢シアター711)を観て。
2018年11月24日(土)14時。暗転が多い。舞台空間の広がりが無い。話が小さい。ラストの河童を見せるのか。見せないのか。あの見せ方では、作り手達にはアップになっているのだろうけど、観客は引きの一部でしかない。映像感覚の志向作品に見えた。吉村元希、初々しくって好演。
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