大倉順憲さんの日記
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2014
9月
28
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高山トモヒロ監督 「ベイブルース~25歳と364日~」(試写)を観て。
弱いんだよな、こういう浪花節。筋書きが分かっているほど、ツボをとらえて感極まってしまう。特に、漫才コンクールにオフクロが観にきてるシーン。簡単なシーンなんだどなあ。意外なところで仁科貴の登場。出っ歯のメイクなので、中田ダイマル師匠か?と思ったが、時代が違う。あ、まるむし商店か。ラストの葬式シーンでも、天を仰いで号泣するのが印象的。やるじゃない。でも、参列人数は、こんなもんだったのか?エキストラの費...
テリー・ギリアム監督 「未来世紀ブラジル」(VHS)を観て。
再見。20数年ぶりに観て、ようやく事の成り行きがわかった。PCでリサーチ予習したこともあるけど。そうか、ラストは気が狂っていたんのか。ハッピーエンドじゃないんだ。あまりにもの映像美と奇想天外なストーリーで、理解出来てなかったぞ。それにしても当時としてはゼイタクな使い方だなあ、デニーロを。
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2014
9月
24
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リュック・ベッソン監督 「LUCY」(新宿ミラノ座)を観て。
今、抱かれたい女NO.1です。スカーレット・ヨハンソン。ベッソンの野郎、また手を出してんんじゃねえだろうなあ!ニキータもジョボビッチもテゴメにしてやがるからな! 「ニキータ」と「サブウェイ」と「タクシー」をミックスしたような作品。 とにかく突っ走り、揺れる乳のヨハンソンを観れるだけでも良い。 ルーシーがコンピューターと一体化してる部屋の外で、マフィアとポリスが必死に撃ち合っているシーンが、滑...
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2014
9月
22
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ミロス・フォアマン監督 「カッコーの巣の上で」(DVD)を観て。
再見。 マクマーフィを殺して脱走したチーフに救いはあったのだろうか。ロボトミー手術をされた男にとっては、死が安楽の方向だったのだろうか。チーフは、カナダへ行けたのか。そして十字架を背負った彼の余生は? 以前観たときは「窓をぶち壊して脱走」という痛快さにカタルシスを覚えただけだったと思うが、今回はモヤモヤ感がかなり残ってしまった。
右手愛美プロデュースvol.3 音楽劇 「ちょべりばペット」(下北沢亭)を観て。
久しぶりに開演が15分押しの芝居に遭遇した。制作らしき女性から「まだ来られるお客様がおられますので…」とアナウンスがあったが、そんなことはこっちは知らない。まあ、あせることも無いけど。やはり緊張感に欠ける。出来ることならオンタイムで始めて欲しい。 何故今「ちょべりば」なのだろうか。キーワードとして出てくる「ゲーム」は、現実と非現実との世界との結界を表しているのかも知れないが。終着点が「私とゲ...
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2014
9月
19
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ジュリアン・シュナーベル監督 「バスキア」(DVD)を観て。
デヴィッド・ボウイ、デニス・ホッパー、ゲイリー・オールドマン、コートニー・ラヴ、 ベニチオ・デル・トロ、ウィレム・デフォー、そしてクリストファー・ウォーケン! 変態ばっかりやんけ!変態ばっかり出てると、それが普通に見えちまうからなあ・・・
五社英雄監督 「闇の狩人」(DVD)を観て。
松尾嘉代、最高。女の業、色気、いいねえ。もう引退されてしまったのか。 しかし、「松竹・俳優座共同製作」となってるけど、東映の常連オールスターじゃないか。どういうことだ。
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2014
9月
16
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西川美和監督 「夢売るふたり」(DVD)を観て。
阿部サダヲの、どこがいいのかわからない。かなり評価はされているけれども。うわべの表情だけに見えてしまう。鶴瓶さんも中途半端な関西弁では、せっかくの持ち味がイマイチ。安藤玉恵がブッチギリの好演。
ヴィットリオ・デ・シーカ監督 「ひまわり」(MX)を観て。
ひさびさの再見。素晴らしい、ソフィア・ローレンの肉体。巨大な乳、とんがった尻。いいねえ。じっと待つ女。それにしてもマストロヤンニは、左の乳ばかり揉みやがる。本当にスケベなダメダメ男だったんだろう。
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2014
9月
12
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ヤン・ヨンヒ監督 「かぞくのくに」(DVD)を観て。
見落としてた作品。 監督がドキュメンタリー畑の方で、ご自分の実話を元にしてるだけあって、全編に緊張感が張りつめている。安藤サクラって、恐ろしい女優さんだ。強烈な印象を残す。藤山直美にも通ずるんではないかと思わせるぐらい、深い業を持っているように思えるし。出演してるだけで観てみたいと思ってしまう。(ふだんはあまり付き合いたくないけど) 医師役の人、本当の医者を使ってるのかと思ったら、役者さんだっ...
ロマン・ポランスキー監督 「おとなのけんか」(DVD)を観て。
戯曲かあ。これは舞台でやったら面白かったんだろうなあ。 それにしても、あのタイタニックのケイト・ウィンスレットにゲロを吐かせるか!それも華厳の滝のような!日本だったら、誰がやってくれるだろうか。大竹しのぶさんか。 OPとEDのタイトルロールに、子供の喧嘩と仲直りのシーンを被せているのがニクイ演出。そんなたいしたことないんだよね、当人たちは。大人になったら、虚栄とリベラルで気取ってるくせに、最後...
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2014
9月
10
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テリー・ギリアム監督 「フィッシャー・キング」(CX)を観て。
再見(確か試写会) アマンダ・プラマー。いいねえ、ショートカット美人で。 マーセデス・ルール。舞台出身かあ。やはり演技の土台がしっかりしてるよなあ、ワンカットも言動を見せない。叩き上げなんだなあ。 ジェフ・ブリッジス。この人ほど、もっと評価されるべき俳優なのではなかろうか。 そして、ロビン・ウィリアムズ。こういうブッ飛んだ、しかもセンシティブな役柄を演ずることによって、私生活も二極性の症状...
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2014
9月
08
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2014
9月
07
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ティム・バートン監督 「バットマン」(DVD)を観て。
再見。89年公開。もう25年前かあ。確か新宿に観に行ったよなあ。バットモービルや、あの艶消しブラックのコスチューム、かっ飛びクレイジーなジャック・ニコルソン、ゴッサム・シティの美術などに、鳥肌が立つ思いで観たのを覚えている。でも、今こうして部屋でゆっくり観ると、そうでもないよなあ。キム・べイシンガーもオッサン顔で、あんまり好みじゃないし。ストーリーも、「これからシリーズが始まりますよ」感が見え見え...
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2014
9月
05
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江戸落語普及会主催 「落語と利き酒の会」(お江戸日本橋亭)を観て。
9月4日(木) 一、船徳 金原亭世之介
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2014
9月
04
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スコット・クーパー監督 「クレイジーハート」(DVD)を観て。
ジェフ・ブリッジス。男だねえ。輩だねえ。って、これ前に観たぞ。忘れてた。ボケたのか、俺。ああ、呑んだくれのミュージシャンかあ・・なんか身につまされる話だよなあ。ジーンがラストに会いに来れるのは、結婚してるからなんだよな。独身じゃあ、会いに来れねえんだよな。女性っちゅうのは!これがオスカー獲ったのは、よくわかる。カントリー好きだもんね、アメリカ人は。
スコット・ジール監督 「エグジット・スピード」(TX)を観て。
バック・トゥー・ザ・フューチャーのリー・トンプソン、さすがに老けたけど、才媛熟女のエロ気あり。バズーカ作りの親父がおかしかった。長距離バスに乗り合わせた人間達が、協力、反発しあう描き方は、短くって参考になる。エンディングの体制に反するハッピー感にもうなづける。ひまつぶしには良いアクション映画ってカンジ。
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2014
9月
03
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クリント・イーストウッド監督 「トゥルークライム」(VHS)を観て。
こんなのも撮ってたんだ。酒と女にだらしないけど、正義と真実を突き進む新聞記者。ピッタリじゃないか。69才の時か。イーストウッド。凄い肉体だよな。そりゃ、モテる設定になるよ。なるように鍛えてるんだろうけど。ラスト間近に出てくるおもちゃ屋の店員が、あのルーシー・リューなのを見つけて満足。
豊田四郎監督 「駅前旅館」(DVD)を観て。
再見。 森繁、伴淳、フランキーの三人。もう無敵だ。森繁と伴淳のお客勧誘合戦。こんなの、今の喜劇人で出来る人いるのか?淡島千景と淡路恵子に二股をかける森繁、ウマいねえ。天才だよな。 よく見れば、市原悦子さんや常田富士男さん、野村昭子さんなんかも出てるんだよな。
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