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大倉順憲さんの日記

  • 2012

    4月

    04

  • テイト・テイラー監督「ヘルプ~心がつなぐストーリー~」(ヒューマントラスト渋谷)を観て。

    アメリカ・ミシシッピー州を舞台にした、黒人家政婦たちと白人セレブの話。 以前、池袋のシネマ・ロサで何かの映画を観る前に小腹が空いてたモンだから、映画館の近所の回転寿司屋に入ったところ、黒人の板前さんが握ってたことがあった。真っ黒な手で握られたマグロを見たとき、「ああ黒人差別ってなんだかわかるな」と思ったことがあった。もちろん清潔な手なんだろうけども、ハッキリ言って美味しくは頂けなかったのを覚...


  • 2012

    3月

    29

  • SYMBION 公演「すっ、天天!朝日通り」(中野BONBON)を観て。

    旧友菊池隆則の作・演出。文句無しに面白かった。笑わせて泣かせる人情喜劇。場所と人物の設定が黒澤明の「どですかでん」に似ていたが、それもシャレで良し。知恵遅れの少年役が好演。こういう知的障害者って、いたぞいたぞ。無対象の演技。説明の少ない場所設定。“泣き”を余り引っ張らないところ。良し良し。次回作品も是非観てみたい。


  • 2012

    3月

    21

  • スティーヴ・マックイーン監督「SHAME」(新宿シネマスクエアとうきゅう)を観て。

     セックス依存症。俺も果てしなく近いかも知れない。病気なのか?欲望の果ては尽きないというが、一種の変態なのだろうか。話題の作品ということで観たが、主役ブランドンと妹シシーのバックボーンが分からなかった。ご想像にお任せします、ということなのか。また、ブランドンの性癖「愛の無いSEXしか出来ない」「愛があったら不能になる」という点には、共感出来た。何なんだ俺?シシーが自殺した意味は?ブランドンがシシー...


  • 2012

    3月

    17

  • 松林宗恵監督「社長太平記」(DVD)を観て。

     森繁、小林桂樹、加東大介の関係が、戦時中は真逆になっているとは知らなかった。そこがベースになっていたのか。反戦が入っているのが良い。しかし何度観てもこの3人と三木のり平先生は、天才的な間と動きだ。小林のり一さんの解説が秀逸。


  • 2012

    2月

    24

  • ロバート・ルケティック監督「キス&キル」(DVD)を観て。

     昨年、試写状をもらってたのに行かなかった映画。最近、こんなことが多い。今月も2本試写会をパスしてしまった。出不精になったよなあ。製作にも絡んでる主演のアシュトン・カッチャーは、この映画でラズベリー賞を獲っちゃったそうだけど。そんなに面白くないか?これ。そこそこオモロイ、アクションコメディだよ。ま、俺は、キャサリン・ウィニックが出てたから観たんだけど。彼女、格闘技をやってただけあって、アクション良...


  • 2012

    2月

    17

  • アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督「21グラム」(DVD)を観て。 

    ナオミ・ワッツ、ショーン・ペン、ベニチオ・デル・トロという演技の曲者がそろってる。 アメリカの光と影。いや、罪と罰か?宗教的で貧乏人のベニチオが加害者で、攻撃的でリッチなナオミが被害者というのが、ミソ。時間軸がグチャグチャなんだけど、スッキリと観れた。3人の演技はアッパレなんだけど、なんだかあっけない結末。ま~こんなモンなのかね。ナオミがベニチオを殴り殺して、ショーンが小便でも引っ掛けるというの...


  • 2012

    2月

    12

  • デヴィッド・フィンチャー監督「ドラゴン・タトゥーの女」(新宿ミラノ座)を観て。

     女優は怖い。あの「ソーシャル・ネットワーク」のルーニー・マーラが、こんな女に化けられるとは!!彼女が出てるどのシーンも良いぞ。ラストの切ないシーンも秀逸。ダニエル・クレイグがサスペンスなシーンに出てると「あ、007だ」と興醒めしてしまうところもあったけど。2時間半を感じさせない展開。この映画、10点差し上げる。もう1回観るか。

    グループ虎+現代制作舎プロデュース「荒木町ラプソディー」(SPACE雑遊)を観て。

     佐々木譲が原作のミステリー小説の舞台化。タカさん(菊池隆則)に誘われて観に行く。無頓着の中野若葉ちゃん、根本和史先輩が出演。俺たち大柄なオッサンにとって、パイプ椅子で2時間は、かなりキツイ。推理モノは説明台詞が多くなるので、ボヤボヤしているとストーリーが分からなくなってくる。結局、若葉ちゃんの旦那の失踪は何だったのだろうか?あと、キャラクターが豹変する演出は、どういう意図があったのだろう?演出サ...


  • 2012

    2月

    10

  • クリント・イーストウッド監督 「Jエドガー」(新宿ピカデリー)を観て。

    ディカプリオは、なかなかサマになっているんだけど。全体的に総花的な印象。あの「グラン・トリノ」のバツグンな演出とストーリー展開はどうした!監督!「リンドバーグ誘拐事件」「ケネディ暗殺事件」そして話題になった「エドガー、ホモ説」などが曖昧に描かれているのがもどかしい。唯一、俺のナオミ・ワッツちゃんの色気がGOOD.老けメイクしてもいぞ!



大倉順憲

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大倉順憲


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