大倉順憲さんの日記
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2012
4月
18
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東京大神宮 十七日寄席「第6回 才紫ゆかり亭~桂才紫独演会~」
開口一番 古今亭半輔 桂才紫 ひなつば 中入り 江戸家まねき猫 桂才紫 花見の仇討
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2012
4月
17
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ジョナサン・リーベスマン監督「タイタンの逆襲」(WB試写室)を観て。
3Dって、これからの映画界に本当に必要なのか。メガネの上にメガネを掛けさせられるのは苦痛だ。重い。痛い。疲れる。平面では表現出来ないのだろうか。確かに奥行き感や、アクションでドッキリする場面がいくつかあったけれども。それがどーした。ラストの予定調和のようなキスシーン。要らん。つまらん。以上。
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2012
4月
04
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テイト・テイラー監督「ヘルプ~心がつなぐストーリー~」(ヒューマントラスト渋谷)を観て。
アメリカ・ミシシッピー州を舞台にした、黒人家政婦たちと白人セレブの話。 以前、池袋のシネマ・ロサで何かの映画を観る前に小腹が空いてたモンだから、映画館の近所の回転寿司屋に入ったところ、黒人の板前さんが握ってたことがあった。真っ黒な手で握られたマグロを見たとき、「ああ黒人差別ってなんだかわかるな」と思ったことがあった。もちろん清潔な手なんだろうけども、ハッキリ言って美味しくは頂けなかったのを覚...
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2012
3月
29
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SYMBION 公演「すっ、天天!朝日通り」(中野BONBON)を観て。
旧友菊池隆則の作・演出。文句無しに面白かった。笑わせて泣かせる人情喜劇。場所と人物の設定が黒澤明の「どですかでん」に似ていたが、それもシャレで良し。知恵遅れの少年役が好演。こういう知的障害者って、いたぞいたぞ。無対象の演技。説明の少ない場所設定。“泣き”を余り引っ張らないところ。良し良し。次回作品も是非観てみたい。
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2012
3月
28
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ドン・シーゲル監督「突破口!」(DVD)を観て。
ウォルター・マッソー好演。彼ひとりの力と技でねじ伏せたってカンジ。ひょうひょうとしているようだが、愛妻や友人の死にも非情に対応し、知らないうちに若いオンナとチャッカリやっちゃっている悪党ぶりが良い。佳作。
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2012
3月
26
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第10回 下北沢「りゅう寄席」 立川吉幸
3月25日(日) 開口一番:たらちね 寸志 ●らくだ 吉幸 ●子別れ(下)吉幸
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2012
3月
21
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スティーヴ・マックイーン監督「SHAME」(新宿シネマスクエアとうきゅう)を観て。
セックス依存症。俺も果てしなく近いかも知れない。病気なのか?欲望の果ては尽きないというが、一種の変態なのだろうか。話題の作品ということで観たが、主役ブランドンと妹シシーのバックボーンが分からなかった。ご想像にお任せします、ということなのか。また、ブランドンの性癖「愛の無いSEXしか出来ない」「愛があったら不能になる」という点には、共感出来た。何なんだ俺?シシーが自殺した意味は?ブランドンがシシー...
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2012
3月
19
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ピープルシアター 森居睦演出「カルタゴの人々 イメルダ・フォーリーに捧ぐ」(新宿サンモールスタジオ)を観て。
わからん。 奈月かなえ好演。以上。 (コトウロレナという女優が、若い頃のカルメン・マキさんに似てた)
倶楽部ぼたん 芸暦10周年記念 (駒込ソフィアザールサロン)
3月18日(日) 開口一番:林家まめ平 元犬 春風亭朝也:そば清 林家ぼたん:明烏
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2012
3月
17
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松林宗恵監督「社長太平記」(DVD)を観て。
森繁、小林桂樹、加東大介の関係が、戦時中は真逆になっているとは知らなかった。そこがベースになっていたのか。反戦が入っているのが良い。しかし何度観てもこの3人と三木のり平先生は、天才的な間と動きだ。小林のり一さんの解説が秀逸。
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2012
3月
09
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グレゴール・シュニッツラー監督「レボリューション6」(DVD)を観て。
青春の彷徨、夢と挫折。友情。現実。逃避。ノスタルジー。相田みつをの「一生青春」ってのがあったけど。そんなの疲れるよなあ。ちょっと「トレインスポッティング」の焼き直しなカンジがする。消火器をブチ撒くシーンは、ちょいとホロッときたけどね。
スティーブン・ダルドリー監督「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」(渋谷シネパレス)を観て。
傑作。絶賛。トム・ハンクスとサンドラ・ブロックがメインだと思ってたけど、オスカー役の子が断然主役。メチャメチャ良い。調べたら、これが映画初出演、初演技。どーしたら、あの繊細な演技が出来るんだ。子供のようでいて、大人ぶった台詞「キスしていい?」「ハグしてあげようか?」「ママ。I LOVE YOU」。こんなの恥ずかしくって言えないぞ。タンバリンで精神のバランス取りながら歩くシーンは泣けてくる。ジイちゃ...
深水龍作・山本明子・北野由美子 鎮魂と再生のための演劇集「賢治のまなざし」(笹塚ファクトリー)を観て。
3・11の地震発生時、僕は初台の自宅でラジオ番組の構成台本を書いていた。確かほとんど徹夜で、あと1時間後には渋谷の制作会社に持参しなければならない状況で、やっと書けたとこだった。「さて、シャワーでも浴びて行くか」と思ったとこで、グラグラッ。本箱や平積みにしてある本が、バサバサ落ちてくる。買ったばかりの地デジ対応テレビが、振り子のように揺れている。「え!これが俺の最期か?」とさすがに一瞬考えた。ラジ...
ジョン・カサベテス監督「グロリア」(DVD)を観て。
たぶん「レオン」は、これをパクったんだろう。1983年の春、原宿にあったOH!GODというBARの中でこの映画を観た覚えがある。ピンボールやビリヤード台、そしてスクリーン(当時は珍しかった)がアメリカンなカンジで店内に置かれ、田舎から出てきたばかりの俺には、とれもシャレた都会の店だった。2~3年前、ビルの改装で閉めちまったのは、ちょいと寂しかったぜ。 ジーナ・ローランズ。今調べてみたら、この映...
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2012
2月
24
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ロバート・ルケティック監督「キス&キル」(DVD)を観て。
昨年、試写状をもらってたのに行かなかった映画。最近、こんなことが多い。今月も2本試写会をパスしてしまった。出不精になったよなあ。製作にも絡んでる主演のアシュトン・カッチャーは、この映画でラズベリー賞を獲っちゃったそうだけど。そんなに面白くないか?これ。そこそこオモロイ、アクションコメディだよ。ま、俺は、キャサリン・ウィニックが出てたから観たんだけど。彼女、格闘技をやってただけあって、アクション良...
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2012
2月
22
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2012
2月
17
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アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督「21グラム」(DVD)を観て。
ナオミ・ワッツ、ショーン・ペン、ベニチオ・デル・トロという演技の曲者がそろってる。 アメリカの光と影。いや、罪と罰か?宗教的で貧乏人のベニチオが加害者で、攻撃的でリッチなナオミが被害者というのが、ミソ。時間軸がグチャグチャなんだけど、スッキリと観れた。3人の演技はアッパレなんだけど、なんだかあっけない結末。ま~こんなモンなのかね。ナオミがベニチオを殴り殺して、ショーンが小便でも引っ掛けるというの...
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2012
2月
12
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デヴィッド・フィンチャー監督「ドラゴン・タトゥーの女」(新宿ミラノ座)を観て。
女優は怖い。あの「ソーシャル・ネットワーク」のルーニー・マーラが、こんな女に化けられるとは!!彼女が出てるどのシーンも良いぞ。ラストの切ないシーンも秀逸。ダニエル・クレイグがサスペンスなシーンに出てると「あ、007だ」と興醒めしてしまうところもあったけど。2時間半を感じさせない展開。この映画、10点差し上げる。もう1回観るか。
グループ虎+現代制作舎プロデュース「荒木町ラプソディー」(SPACE雑遊)を観て。
佐々木譲が原作のミステリー小説の舞台化。タカさん(菊池隆則)に誘われて観に行く。無頓着の中野若葉ちゃん、根本和史先輩が出演。俺たち大柄なオッサンにとって、パイプ椅子で2時間は、かなりキツイ。推理モノは説明台詞が多くなるので、ボヤボヤしているとストーリーが分からなくなってくる。結局、若葉ちゃんの旦那の失踪は何だったのだろうか?あと、キャラクターが豹変する演出は、どういう意図があったのだろう?演出サ...
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2012
2月
10
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クリント・イーストウッド監督 「Jエドガー」(新宿ピカデリー)を観て。
ディカプリオは、なかなかサマになっているんだけど。全体的に総花的な印象。あの「グラン・トリノ」のバツグンな演出とストーリー展開はどうした!監督!「リンドバーグ誘拐事件」「ケネディ暗殺事件」そして話題になった「エドガー、ホモ説」などが曖昧に描かれているのがもどかしい。唯一、俺のナオミ・ワッツちゃんの色気がGOOD.老けメイクしてもいぞ!